ウンコ・シッコの介護学

排泄ケアこそ介護の基本であり、お年寄りの尊厳を守るケアだ。介護保険に伴い科学的介護が推奨されてきたが、未だにオムツに頼るケアから脱出できないでいる。どんなに重い障害や認知症があっても、トイレで排泄できないお年寄りはいない。オムツ交換という後始末ではなく、生理学に基づく排泄ケアの具体的な方法論を提案する。 第1部　排泄ケアー前夜 第2部　後始末から排泄ケアへ 第3部　生理学的排泄ケア 第4部　市民的人間観から介護の人間観へ