カイゼル髭の恋文

岡野敬次郎と森鴎外

吉野俊彦

1997年11月30日

清流出版

1,980円(税込)

人文・思想・社会

『独逸日記』などの記述から、当時の留学生たちの活き活きとした姿が浮かび上がる。ドイツではすれ違った鴎外と敬次郎だが、後年、運命の導きで相対することになる。十六歳の許嫁を残してドイツに留学した敬次郎は、二十二通もの“恋文”を送り続けた。

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