剣鬼岡田以蔵(獄門編)

飛天文庫

峰隆一郎

1993年8月5日

飛天出版

628円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

勤王攘夷に揺れる幕末京の町で、土佐勤王攘夷派の首領・武市半平太を慕い、勤王の敵であると言われれば何のためらいもなく殺人剣を振い“人斬り以蔵”と怖れられた男。激動する日本の波に揉まれながらも、志士たちとは異質の生涯を終えた暗殺者。人斬りは正義であり天誅だとひたすら信じ、罪悪感も私利私欲もなく四十数人を斬った以蔵の非情な剣が京に舞う。

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