モンブラン

ファビオ・ヴィスコリオージ / 大林 薫

2018年7月20日

エディション・エフ

1,980円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

「ポケットに入れて、背中にかついで、心に思って、僕はモンブランを連れていく。」 「そうだ、両親にとって箱の中の黄ばんだ書類はどれも大切なものだった。落ち葉が激しく舞いあがり、木枯らしが吹きすさぶ。コンテナには不要品の数々が積まれていく。同じことが繰り返され、そうして時間は流れていく。 さようなら、きみたち。僕は箱に別れを告げた。」(本文より) 突然の大惨事から10年以上を経て、記憶と、記録と、創作をからませて綴った心の再生の物語。 装幀家・司修氏による表紙・カバー・帯デザイン。 ※モンブラントンネル火災事故について モンブラントンネル(Tunnel du Mont-Blanc)は、フランスのシャモニーとイタリアのクールマイユールを結ぶ全長11.8kmの自動車道トンネル。1999年3月24日午前11時頃、モンブラントンネル内を通過中の冷蔵貨物トレーラーが燃料漏れにより爆発、たちまちトンネル内に火災が拡大する。激しい煙と高温のため多くの被害者はトンネル内シェルターにたどり着けず、死者は39名に及んだ。 本書『モンブラン』の著者ファビオ・ヴィスコリオージの両親は、友人とともにこの火災事故に巻き込まれて亡くなった。

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