
〔電子〕電子書籍はこんなに難しい!それでもまだ作りたいですか?
石小坂珠尾
2014年12月26日
石小坂出版
80円(税込)
ビジネス・経済・就職 / ホビー・スポーツ・美術 / PC・システム開発
電子書籍は紙の本と違って出版費用がほとんどかからず個人でも簡単に出版できる、と一般には言われています。 誰でも自由に簡単に出版社を通さずに電子書籍を出版することができて、その本はプロの作家と同じストアに並べられます。 個人作家が誰でもベストセラー作家になれる可能性があるのです。 印税生活とまではいかなくとも飲み代くらいは稼げます。 電子書籍を出版するのは簡単でパソコンだけあればよいです。初期費用はほとんどかかりません。 ・・・これらは全てウソです。 実際に電子書籍を出版しようとするならば、事前にかなりの調査・検討と勉強が必要です。 「簡単だ」と言っているのはパソコン等ITに詳しい人たちで、ワープロソフト程度しか使ったことがない人はマニュアル本を参照しようとも決して簡単ではありません。 また、電子書籍出版で飲み代くらいの印税を稼げているのは元々もの書きのプロか“セミプロ”です。文章のセンスを持っている必要があります。さらに表紙のデザインの“センス”も必要です。 電子書籍を簡単に作ることができてストア配信も代行してくれるとする業者やサイトもありますが、これらを使ってもほとんどは業者に“搾取”されるだけです。 ちなみに、本書はあえて表紙デザインは全くせず、中身も体裁に比較的苦労しない文章のみで画像なしの構成にしてあります。 電子書籍は少なくともこの本くらいのクオリティのファイルを自分で作れなければなりませんし、逆に最初は上手くいってもこの本の程度のものしか作ることはできません。 本文ではきちんとした電子書籍を作るのが素人にとっていかに難しいか、そして電子書籍作成配信サイトを利用するのはさらにムダ、ということを説明しています。 これらを踏まえてもまだ電子書籍を作りたいならば、苦労することを承知の上で始めるべきでしょう。 その1 電子書籍のファイルを作るのはこんなに難しい その2 電子書籍作成・配信サイトの落とし穴 その3 何のために電子書籍を作るのですか?
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