〔電子〕カフカ大全

フランツ・カフカ / 原田義人

2015年1月30日

古典教養文庫

99円(税込)

小説・エッセイ

(フランツ・カフカについて) フランツ・カフカは、1883年にプラハのユダヤ人の家庭に生まれました。 法律を学んだのち保険局に勤めながら作品を執筆しました。不安のあふれた、夢の中をさまよっているような作風の小説を書きました。 その著作は数編の長編小説と多数の短編、日記および恋人などに宛てた膨大な量の手紙から成っていますが、未完の作品が多いことでも知られています。 生前はあまり有名ではありませんでしたが、死後中絶された長編『審判』『城』『失踪者』を始めとする遺稿が友人マックス・ブロートによって発表されたことにより、再発見され、再評価をうけます。特に実存主義的見地から注目されました。現在ではジェイムズ・ジョイス、マルセル・プルーストと並び20世紀の文学を代表する作家と見なされています。 (この本について) この本には、訳者によるカフカの年譜を冒頭に収め、その後に年代順に以下の作品を収録しています。 カフカ年譜(原田義人) 変身 1912 長編 火夫(失踪者の第一部)1912 長編の一部 判決 1912 1913 短編 流刑地にて 1914 短編 審判 1914 1915 長編 家長の心配 1917 皇帝の使者 1917 短編 最初の苦悩 1920 短編 断食芸人 1921 短編 城 1922 長編 カフカについての解説(原田義人) (古典教養文庫について) 古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。 1、古典として価値あるものだけを これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。 2、読みやすいレイアウト 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、Koboはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの読書に最適化しました。また、詩の一編一編など、小見出しにも索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。 青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。 3、美しい表紙 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。 4、スピーディーな改版 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。

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