
〔電子〕ベートーヴェンの生涯
ロマン・ロラン / 片山敏彦
2015年2月12日
古典教養文庫
100円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
ベートーヴェンについて ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)は、一七七〇年、ドイツのボンで生まれました。父は宮廷の歌手でしたが、酒好きであったため収入も少なく、生活は困窮していました。幼い頃から父親に音楽のスパルタ教育を受け、アルコール依存症のため失職した父に代わり、早くから家計を支えました。 二十代の後半から難聴が悪化し、二十八歳の頃には最高度難聴者となりました。一八〇二年には「ハイリゲンシュタットの遺書」を記し死をも覚悟しましたが、強靭な精神力でこれを乗り越えました。 一八〇四年に、交響曲第三番を発表、以後「傑作の森」と呼ばれる作品群を発表します。四十歳頃には全聾となり、また持病の腹痛など健康状態も思わしくない中、偉大な歩みを続けます。 一八二六年、急激に病状が悪化し、翌二十七年肝硬変により五十六年の生涯を閉じます。 ベートーヴェンのその後の音楽界への影響は計り知れません。彼の影響を受けていない音楽家など皆無だと言われています。 ロマン・ロランについて ロマン・ロラン(Romain Rolland)は、一八六六年、フランスに生まれました。一八八九年、ローマのフランス学院へ留学し、そこでドイツの女流作家マルヴィーダ・フォン・マイゼンブークと知り合います。彼女を介してベートーヴェンやニーチェやに関心を持ちます。 代表作は、この「ベートーヴェンの生涯」と「ジャン・クリストフ」が挙げられます。一九一五年にはノーベル文学賞を受賞しています。 この本には以下の内容が収録されています。 1、凡例 2、ベートーヴェンの生涯 3、ハイリゲンシュタットの遺書 4、ベートーヴェンの手紙 5、ベートーヴェンの思想断片 6、付録 ベートーヴェンへの感謝 7、ベートーヴェンの『手記』より 8、文献 9、訳者解説 (古典教養文庫について) 古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。 1、古典として価値あるものだけを これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。 2、読みやすいレイアウト 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、Koboはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの読書に最適化しました。また、詩の一編一編など、小見出しにも索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。 青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。 3、美しい表紙 プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。 4、スピーディーな改版 紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。
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