〔電子〕白の添え歌 その他の物語

赤井五郎

2015年5月21日

赤井五郎

0円(税込)

小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス

中編二つと短編二つを集めました。 「流れる星に思うこと」 学校のイベントで流星群を見に行くことになった。 子供の頃のわたしは流れ星を「本当の星が流れる」と思っていた。 それだけではなく、様々な不安に、いつもおびえていた。 あの時、あの子はいったいどうして逆立ちしていたのだろう。 「誰かが扉の鍵を」 目を覚ますと見知らぬ部屋。見知らぬ男女が傍らに居た。 ある事件がここで発生して、僕はその犯人だという。 階段から落ちた僕の記憶は混乱しており、自分が何をしたのかまったく思い出せない。 いったいここで何が起こったのか。 「花囲み」 彼女はたった一人で儀式を行おうとしていた。 特別なやり方で。 ある目的のために。 「白の添え歌」 青年は塩湖の上を延々と歩いていた。 北へ向かって。 途中で出会った人物は探偵を名乗る人物だった。 一瞬だけ並ぶ二人の足跡。そして事件が……

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