〔電子〕意趣晴らし

美和 也寸之

2015年6月11日

美和出版(エコソリュ)

99円(税込)

小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス

人間の脳は約1割しか使用できていないといいます。 天才と呼ばれる人の脳はどれくらい活性化しているのでしょうか? また、超能力って、本来人類全ての人が持っている能力なんだけど、引き出せていないだけなんじゃないでしょうか? 第6感、シックスセンスは皆さん一番引き出し易い能力の一つですよね・・・。 ある食品会社に勤めるサラリーマンの松沢圭祐が、IT会社の受付嬢をする美しく優しい久美子という女性を射止め、中野区新井町の2LDKで倹しくも楽しい新婚生活をしていた。 そんなある日曜日、仲間とゴルフを楽しんでいた圭祐が、突然雷に撃たれ、意識不明となってしまった。 久美子は、事故で目覚めない夫に、献身的な支えをしていた。 しかし、医療費などが重くのしかかり、久美子の生活は逼迫していた。 そんな時、相談しては行けない悪魔のような男、久美子の会社の社長である渡辺に救いを求めてしまった。 渡辺は久美子を入社時から目をつけていたが、久美子の結婚と同時に諦め、他の女と豪遊する毎日に飽きていた矢先の相談だった。 彼は快く引き受けながらも、自分の女にすべく野望を抱いていた。 久美子は善意の借金という意識で、借りていたが、次から次へと渡辺の仕掛ける罠に嵌って行く。 気がつくと夫が眠り続けて4年の間に、多額の借金を背負い、ほとんどをその夫の医療費に消費してしまっていた。 渡辺からは、久美子のカラダと引き替えに借金を棒引きする提案が出されたが、久美子は拒否をし、それに腹を立てた渡辺が、配下の暴力団を使って脅され、結果的に殺されてしまう。 妻の命が絶たれる瞬間を、彷徨い続けた圭祐の意識が偶然目にし、圭祐は目覚めた。 そして、久美子の母親から真実を聞かされた圭祐は、失われた4年の間に得ていた特殊な能力を使い、『意趣晴らし』を実行していく。 自ら、その背後に潜む企みや野望を探り出し、非情の男として危険な相手に次々と仕掛けて破壊して行く。 愛する妻を冒涜する男共への仇討ちとは・・・。

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