〔電子〕日本超古代史研究 下巻

日本超古代史研究

蕨谷哲雄

2021年12月24日

真相社

400円(税込)

小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス / 人文・思想・社会

古事記の中には大筒木垂根王の娘「迦具夜比売命」という女性が出てきます。 垂仁天皇の時代の話ですが、この天皇を調べてみると、なかなか面白い天皇で、何と浦島太郎とも関係しています。 おとぎ話製造機みたいな天皇ですが、この天皇は実在していた可能性が高いので、迦具夜比売や浦島太郎も実在が考えられます。しかし、実際に当時の人間が月とか海中の竜宮などに移動することはあり得ないので、現実にそれに類するような場所はどこなのかを推察してみるのも一興でしょう。 邪馬台国の所在地に関してもいろいろな人が好き勝手なことを言っていますが、この作品を書いているうちに、意外と簡単にその場所を特定してしまいました。九州説だの大和説だのと決めてかかるから簡単なことも判らなくなってしまうのです。 勿論、フィリピンとか太平洋上の海面などという説は論外ですが……。 日本史上最初の国際海戦である「白村江の戦い」は新羅による悪口外交が原因でした。 また、調べていくうちに飛鳥京が結構本格的な都市だったことも判明しました。最近になってようやくこれに近い学説も出てきましたが、私の方が先に発見しました。 昔の学説だと、突然平城京という巨大都市が出現して、それ以前は「天皇が替わるたびに都も替わった」などという噴飯物の学説がまかり通っていました。藤原京の規模が平城京と同規模であることが判ったのも比較的最近です。

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