〔電子〕樺太

一般社団法人全国樺太連盟協力

2016年4月11日

バイオマストゥラブ編集部

1,530円(税込)

人文・思想・社会 / ノンフィクション

本書は、一般社団法人全国樺太連盟(以下、樺連と呼びます)の協力のもと、実現したものです。昭和23年に設立された樺連は、樺太(サハリン)からの引き揚げ者のための相互扶助を目的にして設立されました。戦後70年を過ぎ会員数も減少し、数年のうちに解散の予定となっています。 かつて日本の地であった樺太ですが、1945年ソ連軍侵攻とともに、島民たちは島を追われました。老齢化のため、また現在でも個人旅行に制限がかかっているなどの理由から、自由に自分たちの故郷を訪れることができないというのが実情です。 故郷を追われるというのは、どういうことなのか。 会員の方々にお話を聞くと、しかし悲劇だけではなく、自然の中で遊んだ思い出やロシア人とのふれあいなど、それぞれの記憶を大切に思っていらっしゃることがわかります。現在、記憶を語ることのできる世代が、当時樺太で子ども時代を過ごしていたということもあるかもしれません。 その様々な日常生活の記憶の断片を、9編集めてみました。

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