〔電子〕誰にも聞けない「トヨタ生産方式」

現場改善コーチが伝授します

来嶋 一弘

2016年10月16日

楽々改善舎

118円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 科学・医学・技術 / 美容・暮らし・健康・料理

部屋の本が増えたので、20世紀に出版された本から処分しています。 特に仕事に使っている本は、10年を超すと内容が古くなってしまいます。 そんな中で今でも活躍してくれている古い本が3冊あります。 3冊共に**「トヨタ生産方式」の本です。外観はかなりくたびれていますが、内容はいつ読んでも新しく感じるのです。 そんな「トヨタ生産方式」の本を書こうとするのは恐れ多いのですが、少しでもわかりやすいものを書きたくペンを取りました。 現場メンバーが理解するのは難しいと感じていたからです。 5Sリーダーをはじめ現場改善を行うメンバー**にとって、とても重要な内容があり、必ず効果を出せると考えています。 何故、トヨタ生産方式、略して**「TPS」**は難しいのでしょうか? 一つは、トヨタ語というか、三河弁というか、独特の言葉が出てくることでしょう。 二つ目は、自動車の世界で書かれているため、違う業種だとそのままでは実現できないためです。 TPSの思想を理解した上で、自社の製品の特長にアレンジする必要があるのです。 この本には「かんばん」はありません。簡単にはアレンジできないからです。 つまり、TPSの理論を書いた本ではないのです。 全ての内容を実施しないと効果が出せないのではなく、一つ一つの項目を実施できるようにしています。 是非、あなたの現場に合ったTPSのやり方を、しっかり考えて実践して欲しいのです。 どのようにすれば、あなたの現場に合ったTPSが進められるか、一緒に考えていきましょう。 < 目 次 > 1.トヨタ生産方式(TPS)とは? 【1】トヨタ生産方式とは? 【2】ジャストインタイムとは? 【3】にんべんのついた自働化とは? 2.徹底的にムダを排除するには? 【4】7つのムダとは? 【5】タクトタイムとは? 【6】省人化から少人化とは? 3.現場で良品をつくり込むには? 【7】品質は工程でつくり込む 【8】なぜ5回、真因を追求する 【9】目で見る管理とは? 4.流れるように生産するには? 【10】一個流れとは? 【11】多工程持ちとは? 【12】稼働率と可動率 5.どんな現場でも役立つのは? 【13】平準化生産とは? 【14】標準作業とは? 【15】どのように活用するのか? <著者紹介> 来嶋 一弘 (くるしまかずひろ) 1958年生まれ。 現場改善コーチ(コンサルタントではありません) 同志社大学工学部電子工学科卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)に入社。 34年の勤務の後、定年退職。 前半17年間は、生産技術として社内用生産設備の制御・計測機器の設計を担当。 後半17年間は、生産工場の生産性向上プロジェクトの支援、IE(インダストリアルエンジニアリング)の指導を担当。 2016年、楽々改善を提唱し「現場改善」を楽(らく)に楽しく行う現場リーダーの集いの場「楽々改善舎」を発足。 楽々改善のサポートを、ノマドワークで推進する。ホームページ、電子出版などで情報発信を行う。 「楽々改善舎」は、会社ではありません! 現場改善を、楽(らく)に楽しく行う「現場リーダー」の集いの場です。 そのため、「舎」=仮の建物、つまり、バーチャル・ファクトリーと呼びました。

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