〔電子〕天使がcalling

リバース・ディメンション・シリーズ 1

篁 石碁

2020年12月29日

篁 石碁

110円(税込)

小説・エッセイ

「天使がcalling」第1作目。 20xx年、東京オリンピック後の世界……。核兵器を未然に不発弾にしておく方法を実際の物理学者が考案していた事。高エネルギーのニュートリノを核弾頭に使用前に照射しておけば、中性子は未熟爆発を起こし、高速分裂反応による膨大なエネルギーを放射しなくなる。その粒子加速リングは直径1000キロメートルにもなる事。 元素番号5のホウ素は中性子を吸収し、原発の緊急停止(スクラム)の制御装置にも使用される物質。ペンタゴンと言う五角形の魔法陣が中性子を吸収するなら……。アメリカ国防総省の構造自体が一種の放射能防御結界だったのだろうか? 誤解されるかもしれないエピソードがある。世界の3大馬鹿とされるのは、万里の長城、エジプトの3大ピラミッド。そして戦艦ヤマト。しかし戦艦ヤマトの場合、アメリカ海軍が戦艦の装甲と大砲の射程距離を競っていた時代において、世界最強のスペックを誇っていた戦艦ヤマトの情報をシークレットにしておくのではなく、世界に公表しておけば、日本との開戦に乗り気ではなかったアメリカが、日米開戦への路線を回避していたのでは……。日本を真珠湾奇襲への流れに恣意的に乗せなかったのではないかとの推論が、大手の出版社の論考で発表されていた。 エジプトのピラミッドが水晶(石英)を含む花崗岩で出来ている事と、その水晶に圧力を掛けると超音波を発する圧電気現象、逆圧電気現象でピラミッドが発電所だった可能性。ピラミッドが自重で石英に圧電気現象による超音波を発する建造物として建造されたものだったとしたら……。 馬鹿にされていた存在は、決してそうではなかったのかもしれない……。世界的に……。 主人公の間地静馬はアマチュア天文学者として研究する若者。彼が世界的な事象に巻き込まれてゆく切っ掛け。 種子島宇宙センターから茨城空港への特別便がハイジャックされ、その便に乗り合わせた主人公の静馬はハイジャック犯を確保。彼の行動が世界に注目されてから、エリートではない静馬と、世界に翼を広げるエリート達とのネットを通しての近接関係が存在していた。 孫悟空の額の金環は耳と鼻を繋げる超音波のリング。土星=サターンと言う土星のリングがサタンの憤怒なのか? アダムに頭を下げた天使と、アダムへ従わなかったサタンとルシフェル。頭を下げる事で自分の頭上に耳鳴りの輪を掲げるなら、他者の能力を認める事で、自分を天使にする輪を作る超音波。 犬笛でパブロフの犬の実験通りに従属させようと画策する存在への抵抗。新興宗教組織が陰で行う犬笛での洗脳への抵抗。 我々が従うべき存在と従ってはいけない存在への抵抗と、真に悪なる存在を明らかにしなければならない時が来ていた。 条件反射を行動の自動化、また運動神経強化と、人間をロボットにしてしまう理論への防御。抵抗する事に意義があるなら、無理矢理頭を下げさせようとする存在への抵抗は、タイミング次第でもあるのだろう。 放射能汚染された地域へ流されるサウンドが、世紀末の音(アポカリプス・サウンド)として、超音波が放射能を除去出来るなら。周期性を持つ定位の周波数が放射性同位体を半減期から解放し、その時空間を元に 戻せるのかもしれない。 最初と最後。半減期は放射能汚染された地域を放射能が半分になる時間の経過後に瞬時に時空間を繋げる。まるでフェルミ粒子の半整数スピンのように。ボース粒子がガンマフォトンとして光の粒子の整数1のスピン運動を持つ事と約数1と自分自身の数をオメガとして持つ素数を見つける確率を微分係数とする時、その傾きが二分の一の一次方程式で示される。 任意の数を分母とする電磁波は、電位差として電気が通電する導体の最初と最後の電位差が電圧として示される時、日本の電源周波数(関西60ヘルツと関東50ヘルツ)は、6+5=11としてのヘブライの数秘術でオメガを示す数字11とそのピラミッド数が55である事が、元素番号55のセシウム133の原子時計の発信基地のある福島県の山……。 ピラミッド頂上から発せられる28Kヘルツの超音波……。超音波除去装置があるとされたSFアニメの中のイスカンダルは、別名アレクサンドリアだった。 エジプトのギザ。アレキサンドリアを目指し、イスカンダルを目指した戦士達は、ギリシャの柱エンタシスを法隆寺へ応用した。エンタシスを応用した高層建築が耐震構造で優れているとしたら……。 大和とエジプトのイスカンダルは太陽の舟で、西から東へ戻る時、向日葵は西に太陽が沈んだ後で東へ戻り、放射能汚染された大地の時間軸を一日毎に戻すのだろう。 ヘロデ紋章であった向日葵紋が、ファラオの乗る太陽の舟として西から東へ太陽を運ぶ舟が、朝方太陽と共に西へ花を向ける向日葵が、翌日の朝には東へ花の向きを戻している事で、時間軸を狂わせる放射能の半減期を待たずして、放射能汚染された土地で、向日葵が咲くき誇る時に、奇跡が起きるのかもしれない。 2 020年、新型インフルエンザとしてのコロナウイルス。スペイン風邪が鳥インフルエンザであった事実と、酉年を越えた戌年の時代に、取り越し苦労をするよりも、鳥を越えた犬が超音波を聞く動物として、新型コロナウイルスのキャリアであった蝙蝠が超音波通信をする哺乳類で、同じデビルイヤーを持つ犬が超音波でコロナウイルスの抗体を元々持っていた動物なら、新興宗教が犬笛で大衆を洗脳しようとしていた事と、ウイルス兵器でのウイルステロの計画を自分達で潰していた事での盾と矛を持つ耐性人類が生き残るのだろう……。 嘗て地球がポールシフトした時代。旧人類と新人類のハーフは、神の子として超人的な膂力を持つ天使的人類だった。ヘラクレス、ペルセウス、ギリシャの英雄達。 磁気反転。天地が逆さになった時のダビデ王の紋章、六芒星……。 大地を鎮める天であり、天を鎮める大地があるなら、それは。南北の王朝が逆転する場所なのかもしれない……。 南北が逆転する場所で、世界の東西は反転し、西から太陽が昇り、東へ太陽が沈むのだろう……。

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