〔電子〕凡人が書いた不思議な成功法則

現在書店にいけば数多くの成功本が並んでいますし、スマホを開けばYouTubeなどからさまざまな成功体験をインプットすることが可能です。 ただそれらの本や動画にある方法を試みてもほとんどの人が成功することはできないのではないでしょうか？ 少なくとも私は成功できませんでした。 実はそれらの成功本や動画で発信している人たちの多くは「優秀な人」であり、それらの成功法則の多くが「優秀な人だからこそ可能な成功法則」だからです。 多くの人たちにとっては残念ながら「再現性がない」成功法則なのです。 仮に世の中の優秀な人の割合が全体の2割程度だとすると、この本は「8割の凡人のため」に書いています。 確かに優秀な2割の人たちは世に多くある優秀な人の本を読み、実際に成功できる人もいるかもしれませんが、8割の凡人たちにとっては本の通りに成功することは容易なことではありません。 そもそも8割の凡人にとっては、まずは経済的には日本人の平均給与以上をめざし、それがクリアできれば年収600万円、次に年収800万円、そして理想は年収1000万以上というラインをめざすところに目標を設定する方が多いのではないでしょうか？ 富士登頂に到達した人の話に感動して、いきなり凡人が富士登頂をめざすと「遭難」してしまうかもしれません。 そもそも途中で引き返すか、いつの間にか富士登頂という目的を忘れてしまう人も多いのではないでしょうか？ 大切なポイントですが、8割の凡人は大成功をめざす優秀な人ほど経済的に突出した財力は手に入れられないかもしれませんが 同程度かそれ以上の「幸せ」を手に入れることは可能だと私は思っています。 この本で扱う「幸せ」とは下記２つを満たした状態です。 １経済的な幸せ ２心の幸せ 上記１に関してはとりあえず「年収1000万円以上」（日本の５％以内）を目安とさせてください。 一部の優秀な人たちからすると年収1000万円はまだまだ「お金持ち」とは言えず、年収3000万円以上、はたまた年収1億円以上がお金持ちの最低ラインと定義している人もいると思います。 ただ私が貢献したいのは「8割の凡人たち」なのです。 なぜならより大勢の人に好影響を与えることが「使命」だと思っているからです。 さらに上記２の「心の幸せ」に関して解説します。 仮に年収が1億円を超えていても私生活で信頼できる友人が一人もいないようであれば、「幸せ」とは言えないでしょう。 この本では現在経済的に日本人の平均以下である人が「年収1000万円以上」を超え、同時に「心の豊かさ」を手に入れるための方法を私の体験談を通して紹介します。 現在私はある企業の会社員ですが、なぜ企業の会社員が偉そうにその方法を伝えることができるのでしょうか？ 答えは「頭の回転が遅い会社員だから」です。 仮に私が「頭の回転が速い独立起業した社長」であるならば、8割の凡人たちにとって「再現性のある」成功法則にはなりません。 私は平均どころか、筋金入りの「元劣等生」で頭の回転が遅い人間です。 だからこそ、そんな私が成功プロセスを示すことは多くの人にとって「再現性がある」ものになると考えました。 私の強みは「優秀ではない」点にあります。 私がどれだけ頭の回転が遅い人間か説明させていただきます。 私は高校卒業後に大学受験のため一浪し、1年間勉強したにも関わらず、どの大学にも受からずに二浪しています。 さらに二浪の末、二流大学にようやく「1問差」で合格できた程度の人間です。 当時の私を当時有名大学に通っていた同級生はこう呼びました。 「世捨て人」 今では笑い話にできますが、当時は相当落ち込みました（笑） そんな私は2004年「ある人」の「考え方」に出会い、そこから12年後に年収1000万円を超え、2004年当時の年収の3倍以上の収入を得ることができました。 （今現在は2004年当時の年収の4倍をめざしています。） ではその「ある人」とは誰でしょうか？ その「ある人」とは累計納税額日本一の「斎藤一人さん」です。 斎藤一人さんの本はたくさんありますし、YouTubeでも動画をたくさん見ることができますが、その量は現在膨大な量になります。 私がツイていたのは斎藤一人さんの教えが世の中に広まり始めた初期段階（2004年くらい）からずっと斎藤一人さんの「考え方」を軸に生きてきたところにあります。 もちろん世に公開されている斎藤一人さん関連の情報はほぼ網羅しています。 公開されている情報はもちろん、斎藤一人さんや直弟子の社長の方々の講演を頻繁に直接聞きに行ったり、かなりの時間を割いてきました。 この本の価値は決して優秀ではない頭の回転が遅い私がどのように斎藤一人さんの「考え方」を取り入れ「成功」していったのか、そのプロセスを解説している点にあります。 ここでも「優秀な人」が斎藤一人さんの教えを活用し成功した内容ではなく「頭の回転が遅い人間」が斎藤一人さんの教えをどう活用し成功してきたのかがポイントになります。 「再現性があるか否か」 ここに強くこだわっています。 この本は私に起きた事実を体験ベースでできるだけ時系列でお伝えしますが、斎藤一人さんの「考え方」を活用していくプロセスで未熟な私は途中多くの失敗をしでかします。 それらの失敗事例も包み隠さずに掲載することで、この本を読む皆さんが私と同じようなミスを「事前に回避できる」ようになると思います。 そのような意味では私は斎藤一人さんの教えに出会い、年収1000万円を超えるまでに12年間かかりましたが、もしかすると皆さんの中には半分くらいの期間でそれを達成してしまう人も出てくるのではないでしょうか？ そして私はそのためにもこの本を書いています。 最後に私がこの本を書いた最も根本的な理由をお伝えします。 この本を書いている最も根本的な理由はたった１つ それは「斎藤一人さんへの恩返し！」です。 先ほども触れたように斎藤一人さんの考え方に出会い、人生が「劇的に」変化しました。 斎藤一人さんの「考え方」に出会ってから年収が3倍以上に増え、日本の上位５％以内に入ることができています。 これは高校を卒業後二浪し、「世捨て人」と呼ばれていた当時の私からすると十分「奇跡」です。 経済的にはもちろん精神的にも「絶好調」な人生に様変わりしました（現在進行形） 現在まで17年間に及ぶこの奇跡に対して斎藤一人さんに「恩返し」する最も良い方法は「わかち合い」だと思いました。 斎藤一人さんファンはもちろんですが、まだ斎藤一人さんを全く知らない人、特にかつての私のように「劣等生」と言われ、現在苦しい立場にいる人たちに 「わかち合いたい」 そんな思いでほぼ毎日ブログを書いていて、今回そのブログの内容の一部を補足修正し電子書籍化しました。 この本がたった一人の心に灯をつける手助けになればこれほど嬉しいことはありません。