〔電子〕Scratchのプログラミングの先生になるための本(1)使う準備と基礎知識:Scratch3.0
Scratchのプログラミングの先生になるための本
西村 由加利
2020年12月21日
IT企画研究所
0円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 科学・医学・技術 / PC・システム開発
本書は、子ども向けプログラミング言語Scratchをこれから学習し、近い将来子どもたちにScratchを教えたり、子どもたちがScratchを使う環境を整えたり、子どもたちがScratchを使うときにサポートしたりすることを考えている大人の皆様に向けて執筆しました。 本書は、Scratchの入手方法、設定方法、基本的な概念:どんな構成になっているのか、何ができるのか、などを説明しています。 今後、シリーズ化して、本書の各項目をさらに具体的に説明する予定です。 ・・・ 学習指導要領の改訂で、2020年度から日本の小学校でもプログラミングが必須となりました。 そうでなくても教務や校務、部活の顧問などの仕事で忙しい中、先生方はプログラミング教育への対応も必要になり頭を抱えていると耳にしました。 先生方の対応が間に合わない学校のために、自治体単位や学校独自に、学校のプログラミング教育を外部の業者や地域のボランティアに委託しているケースもあると聞いています。 このような状況に対して、長年学校の先生方のITの利用に関わってきた私が先生方にお伝えしたいことは、先生方ならプログラミングを短い時間で習得できると思っていることです。 そもそも学習指導要領で子どもたちの学習項目として選ばれたものが、学問を生業にしている先生方が教えられないほど難しい内容のはずがありません。 プログラミングは、恐れずに気楽に取り組めば、子どもでも、先生ではない大人でも、そして、もちろん先生でも、ちゃんと習得できるものです。 ましてや、優秀な方の集まりである日本の学校の先生方なら、例え忙しい毎日の中のほんの少しの隙間時間だけしか使えなくても、問題なくプログラミングを習得できると私は信じています。 本書の執筆では、細かい文法などを学習する前に学習してもらいたいScratchの基本・・・成り立ちやコンセプト、基本的な用語、構造など・・・を分かりやすく記すように心がけました。 基本を学習した後に細かい文法などの枝葉の知識を積み重ねながら学習することで、Scratchによるプログラミングを活用したアクティビティーを学校や家庭で運営したりサポートしたりする技能が得られると思います。 Scratchを介してプログラミングを教える予定のある先生や地域のボランティアの皆様、子どもたちがうちに帰ってから続きのプログラミング作業ができるようにサポートしてくださる保護者の皆様、将来先生になる先生の卵の学生さんたちなど、言い換えれば、少し膨らませて日本中のすべての大人の皆様に、本書を読んでいただければ幸いです。
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