〔電子〕ねこ物語

Sylaire

2024年7月9日

Sylaire

0円(税込)

小説・エッセイ / エンターテインメント

これは我が大長編小説「夢の城 第3部 第4章」の「猫の章」からの抜粋である。この小説の内容がどんなものか知っていただくためにも、この程、この「猫の章」が適任ではないかと考えて、その入門書を兼ねて、敢えて独立させて出版したまでである。 「夢の城」の中でも、この「猫の章」だけは特別な意味を持っている。と云うのも、原稿に「猫の想い出に…」と注意書きが書いてあったように、これは我が身に実際に起こった話を元に、ほぼ事実に添って書かれたものだからである。実際にその猫が亡くなってから8日後の生々しい記憶のうちに書き起こされたもので、事実関係については、実はその背後に母が付けていたノートがあった。日付や出来事はそのノートを参照させてもらってほぼそのノート通りに、記憶もたどりながら勿論内容は少しばかり変えて書かれたものである。今となっては当時の記憶もだいぶ薄らいではいるが、これを読むとあの当時にタイムスリップしたような気持ちになり、涙が出そうなほど懐かしい気さえしてくる。 猫の愛好家にとっては、たまらない物語になることを切に願っていると同時に、これを機会に、我が大長編小説「夢の城」及び、GooglePlayストアの我がアプリ(Sylaireで検索)「猫のレクイエム」及びその他も参照していただければ、と切に願って止みません。

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