
〔電子〕関係性としての認識
小林 道憲
2022年10月16日
小林道憲
0円(税込)
人文・思想・社会 / ノンフィクション
ゲーテは、ニュートンとは違って、色彩を、それを認識する主体をも含めて、無数の要素の連関性の比としてとらえた。とすれば、一つの色彩の中には、その色を帯びる客体と同時に、それを認識する主体も含まれていることになる。認識とは何かを考えるには、デカルト以来の近代的な主観客観図式を廃棄し、物事の相関性から考えねばならない。認識は関係なのである。ライプニッツのモナドロジー、ホワイトヘッドの有機体の哲学、西田幾多郎の創造的モナドロジーなどを導入し、デカルトやカント、ロックなどの近代認識論、主客二元論を乗り越える試み。 (小林道憲〈生命の哲学〉コレクション5 ミネルヴァ書房 2017年 所収 『続・複雑系の哲学』第三章)
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