
〔電子〕カサンドラ症候群 〜発達障害者をサポートする側の人に寄り添う本〜
春原 楓
2023年1月31日
さくら出版
660円(税込)
人文・思想・社会 / 科学・医学・技術 / 美容・暮らし・健康・料理
発達障害という言葉や意味がようやく世間に知れ渡ってきた昨今ーーー しかし、発達障害者の生きづらさは本人だけのものではなく、サポートする側の人たちに大きな影を落としています。 発達障害者をパートナーに持つ配偶者や家族、親兄弟や子供、友人や同僚… 発達障害者はその場に一人でも、接する人は一人に限りません。 発達障害者がいる場にはサポートする人も必ずいます。それなのに、サポートする側の負担が気付かれにくいのが現状です。 あるいは、サポートする側である当事者すらも、ご自身の負担の危険性に無自覚な場合もあります。 サポートする側の人に、 抑うつ・不眠・不安障害・無気力・頭痛・鬱病・孤独感・孤立感・罪悪感などのストレスを感じている人はいませんか? サポートすることが負担に感じることに罪悪感を抱いて、人に相談できなかったり分かってもらえないことはありませんか? サポートする側の人で、 真面目・几帳面・完璧主義・忍耐強い・面倒見が良い、といった人はいませんか? それらに当てはまる人は、「カサンドラ症候群」である可能性があります。 カサンドラ症候群は、発達障害者をサポートすることで 特殊なストレスに晒され続けて心身の不調が起きている状態のことを言います。 ここでいう発達障害というのは、老若男女問わず以下のような障害あるいはそれに類する症状を持つ場合です。 自閉症スペクトラム障害(ASD) ・アスペルガー ・高機能自閉症 ・広汎性発達障害 注意欠如・多動性障害(ADHD) ・不注意優勢 ・多動・衝動優勢 学習障害(LD) ・読字障害 ・書字表出障害 ・算数障害・暗記障害・記憶障害 これらの障害は、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害であり、症状は千差万別です。 その特性が特殊ゆえに、サポートする側の人たちにも特殊な悩みや困難が発生してしまいます。 本書では、そんなカサンドラ症候群について記していきます。 ◯目次より抜粋 カサンドラ症候群とは? 1.カサンドラ症候群(カサンドラ情動剥奪障害) 2.発達障害 3.ASD当事者の特徴 4.カサンドラ症候群は、正式な精神疾患なのか? 5.カサンドラ症候群と「名称」がつく事のメリット 6.カサンドラ症候群の別名 7.カサンドラ症候群の名前の由来 カサンドラ症候群の症状 カサンドラ症候群の原因 1.カサンドラ症候群になりやすい人の特徴は? 2.なぜ、ASD当事者に魅了されたのか? 3.第三者に理解されづらい原因 どこに相談するべきか 1.精神科・心療内科(メンタルクリニック) 2.発達障害者支援センター 3.カサンドラ症候群の自助グループ(自助会) 4.発達障害が疑われる配偶者にも病院を勧めるべき? ASD当事者との日頃の接し方について 1.前置きよりも話の結末を先に言う 2.発達障害者の悩みにも理解を示す 3.発達障害者の支え手になりすぎない 全文約12,000字!重要事項をまとめた今すぐに活かせる一冊。文字サイズ標準で約20ページの要約解説!
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