
〔電子〕喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する。
kikimimi
今井 純志
2023年10月1日
夢ノ前出版倶楽部
330円(税込)
小説・エッセイ
ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。 今回は前回の「数日後」に引き続いた話になっております。 本文参考文字数 1619文字(奥付の部分を除く)
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