〔電子〕転がる香港に苔は生えない

星野博美

2009年12月15日

情報センター出版局

990円(税込)

人文・思想・社会 / ノンフィクション

大宅壮一ノンフィクション賞受賞!カメラマン兼作家・星野博美が切り取る激動の街・香港。 「自分が返還前の香港に戻ってくることは、10年前からわかっていた。」 初めて香港の地を踏んだときの「これから人間世界にぶちこまれるんだ。」という刺激的な感覚。 香港から強烈な影響を受けた著者・星野博美が、「香港に落とし前をつける」ために再びその地に降り立った。 転がり変わり続ける運命を当たり前に生き抜き、その上未来を夢見るーー香港中国人たちの生き方を切なく美しく描いた感動の名作。 バブル・返還・経済危機の丸二年間、取り残された街の古アパートに住み込んだ著者。生きるも死ぬも自分次第ーー笑い泣き怒りながら、 まるごと体験した香港老若男女の等身大の生きざま。確かな観察力と感受性でエピソードを積み重ね、またそれを自分と重ねてゆく。 「日本は『いい』国で、自分には合っている。それならもっと幸せそうにしていてもいいはずなのに、この憂鬱な感じは一体何なのだろう?」(本書より) 大宅壮一ノンフィクション賞受賞の名作が楽天koboで配信開始! 目次 一九九六年八月十九日、香港時間午後一時四十分 第一章 香港再訪 第二章 深水 第三章 返還前夜 第四章 返還 第五章 逆転 第六章 それぞれの明日 第七章 香港の卒業試験 二〇〇〇年三月十五日、日本時間午前二時二十分 浅い眠りの中で見る夢は

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