〔電子〕雨の日には車をみがいて バイエルンからきた貴婦人 【五木寛之ノベリスク】

雨の日には車をみがいて

五木寛之

2013年4月23日

講談社

89円(税込)

小説・エッセイ

1970年の夏、ぼくはドイツ車を所有する。BMW2000CS。先輩の翻訳家から譲り受けたものだ。ある日、停めてあるぼくのBMWに見とれている女性と出会う。28歳独身の朝霞圭子に。その場ですぐにドライブに誘い、箱根のホテルで彼女と寝た。それから週に2回くらい会うようになった。9月に二人で軽井沢に行き、碓氷峠でトヨタ1600GTに煽られ道を譲ろうとしたときだった。彼女が運転を替わろうと言いだしたのは。

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