
〔電子〕スロウハイツの神様(4)
スロウハイツの神様
桂明日香 / 辻村深月
2019年6月7日
講談社
792円(税込)
漫画(コミック)
人気作家、チヨダ・コーキの小説が原因となった殺人事件から10年。コーキは新進気鋭の若手脚本家・赤羽環がオーナーのシェアハウス「スロウハイツ」に入居していた。コミュニケーションが苦手なコーキだが、環のつくったスロウハイツという「家族」はとても気にいっていた。事件の後は筆を折りかけたが、今は再び小説家として活躍している。そのコーキを尊敬してやまない環。口は悪いが純粋な彼女を好きで集まっている入居者たち。環を中心に、ハイツのクリエイターやその卵たちはその生活を楽しんでいた。しかし、新しい入居者・加々美莉々亜がやってきて全てが変わる。彼女は公輝への愛情を隠そうともせず、公輝の部屋に入り浸る。スーと正義の間も上手くいかなくなり、さらに人気覆面作家・幹永舞がスロウハイツにいたことが判明し、ハイツはどんどんギクシャクしていく。そしてある日、環を激怒させるある出来事が起こり、平穏なスロウハイツは終わりを告げるーー。クリエイターとその卵たちのシェアハウス・スロウハイツ。環がアメリカに行くことになり、ハイツは近く解散することになってしまった。そんな中、厳しいスケジュールでの執筆が重なり、自分を追い詰め続けた環がついに倒れてしまう。環が抱えていた「秘密」を知ったハイツの面々の行動はーー。そして環はずっと抱えていた想いを公輝に伝えられるのかーー。辻村深月の大ヒット小説のコミカライズ、感動の最終巻!
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