〔電子〕国境のエミーリャ(2)

国境のエミーリャ

池田邦彦 / 津久田重吾

2020年7月10日

小学館

649円(税込)

漫画(コミック)

仮想戦後活劇、同志諸君待望の第2巻! 作品の舞台は、第二次大戦で本土戦の後に敗戦を迎えた日本。 連合国による分割統治の後、この国は二分され 日本人民共和国(東日本国)と日本国として独立。 それぞれが東西陣営に属する国家となり、 列島には鉄のカーテンがおろされる。 二国の国境には強固な壁が築かれ 東京は、国境の街となった。 1962年の東トウキョウ。 19歳の杉浦エミーリャは、十月革命駅(旧・上野駅)の 人民食堂の給仕係という表の顔と、 東から西へと人々を逃がす脱出請負人という裏の顔を持つ女性。 壁の東側で、エミーリャは様々な人と交錯する。 パリの芸術に憧れる民警の似顔絵師。 敵性スポーツとして禁じられた 野球の傍で生きたいと願う元選手。 西から東へと亡命してきたイギリス人工作員。 偵察任務中に東側に不時着したアメリカ人パイロット。 そして彼の暗殺を狙う、死んだはずのエミーリャの兄!!? 可能性としての東京を描く仮想戦後活劇、 全人民待望の第2巻!!

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