〔電子〕かくて謀反の冬は去り 2

かくて謀反の冬は去り

古河絶水

2024年5月20日

小学館

946円(税込)

小説・エッセイ / ライトノベル

各界騒然のスペクタクル宮廷劇、第2幕! 奇智彦が摂政になって間もなく。 東国を治める豪族の長、祢嶋太刀守(ねじまのたちもり)が三○○○の兵を率いて王都を取り囲む。 太刀守は、娘を奇智彦の妻にすると取り決め、姫を残して去ってしまう。 「自分の手足となる軍隊」を切実に求める奇智彦だが、先立つカネがない。 そんなとき、奇智彦の許嫁となった“白い妖巫”ーー愛蚕姫(めごひめ)が、妖しく囁く。 「殿下。借財にもコツというものがあるのですよ」 ーー銃口は火を噴き、自動車は公路を逆走し、熊相撲の笛は闇夜をきりさく。 黎明の王国に、新たな謀反の風が吹く! ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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