〔電子〕下ネタという概念が存在しない退屈な世界7

下ネタという概念が存在しない退屈な世界

赤城大空

2014年9月26日

小学館

649円(税込)

小説・エッセイ / ライトノベル

妊娠させたら、もうおしまい。狸吉危機一髪。 『狸吉。ま●ことアナルは用途も似てるし位置も近いけれど、別物なの。一つの穴にはなれないのよ』  その理屈はさすがにどうかと思ったね。用途全然違うからね。  華城綾女(かじょう・あやめ)の独断で《SOX》は分裂した。分裂した後も彼女らは、それぞれ《右玉》《左玉》にわかれて、それぞれ下ネタテロ行為を続けていた。その混乱に乗じて、鬼頭慶介(おにがしら・けいすけ)は《SOX》を再起不能にするために動き出す。 「卑猥な知識を持つ少年が、純真無垢な少女を妊娠させたら……?」  《SOX》の信用を失墜させるには、簡単な一手があれば良い。  一方、狸吉は綾女を説得してまた一つになりたい! と、とある作戦を敢行していた。その最中、アンナと共に無人客船に閉じ込められる。媚薬の香る無人客船。アンナはもちろん、なぜかついてきていた不破氷菓まで発情し、事態はよりややこしいことに。  捕まったらヤられる……!  男としての尊厳を守るため、そして《SOX》を再び一つにするため、己の貞操をかけた狸吉のサバイバルが幕を開けた……。  アンナ、妊娠なるか!? 着床覚悟の7発目! よろどぴゅ! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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