〔電子〕飛天の風 六男坊と陰陽師

六男坊と陰陽師

深山くのえ

2016年6月17日

小学館

649円(税込)

小説・エッセイ / ライトノベル

藤原家の六男坊と天才陰陽師が紡ぐ平安物語。  時は平安、太政大臣の六男坊・藤原有視は、夜道で陰陽寮の学生・安倍春秋とぶつかり、春秋は追っていた男を逃がしてしまう。  口論になった二人だが、そのために「密かの賊」と呼ばれる盗賊団の盗みの現場を目撃することとなり、行きがかり上、事件に関わる羽目になってしまった。  だが、手がかりは殺された屋敷の主が言い残した「かね」という言葉だけ。 盗賊団の行方はなかなかつかめないまま日々が過ぎていった。  そんな時、有視は幼なじみの小色と再会する。小色のことを気にかける有視だったが、彼女は、なぜか有視を避け続ける。  一方、有視の身に迫る危機を感じ取った春秋は、自分の式神を有視に分け与えようとするが…!?  初めて目にする式神の存在、初恋の少女との再会、そして事件の真相ーー。 のんびり六男坊と天才陰陽生が紡ぐ、平安陰陽師物語! ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

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