〔電子〕陰陽師と無慈悲なあやかし

陰陽師

中村ふみ

2019年9月6日

小学館

693円(税込)

小説・エッセイ / ライトノベル

新米陰陽師と美形あやかしの迷コンビ誕生! 「来たれ。そして、我に仕えよ!」  ときは平安、華やかなりし京の都のそこかしこーー夜の闇やよどみには、目に見えない物の怪たちが跋扈していた。さて、まだ幼い顔をした陰陽寮の新米役人・大江春実の夢は、いつか一人前の陰陽師になることだ。しかしまだまだ未熟ゆえ、うかつに召喚したあやかしに、圧倒的な能力差で敗北し、食事がわりに自らの寿命を提供することになってしまった。 「式神がほしかっただけで、自分が物の怪の保存食になりたかったわけじゃない……」  嘆く春実に、美形のあやかし・雪羽はせせら笑う。 「悔しかったらあたしに勝てばいい。寿命が残っているうちにな」  かくしてここに新米陰陽師と、飄々とした式神もどきという世にも奇妙な凸凹コンビが誕生した。  春実は同僚の頼尚とともに、左大臣の邸・万華院へと向かう。そこでは夜な夜な青白い謎の人影が徘徊し、ついには使用人の男が頓死したのだという。春実らはこの問題を解消するため、陰陽寮から派遣されたのだった。  果たして春実は、豪邸で起きる怪事件を解けるのか?

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