〔電子〕赤い月、廃駅の上に
有栖川 有栖
2025年1月25日
KADOKAWA
748円(税込)
小説・エッセイ
廃線跡、捨てられた駅舎。赤い月が昇る夜、何かが起きるーー。17歳の不登校の少年が一人旅で訪れた町はずれの廃駅。ライターの男と待合室で一夜を明かすことになるが、深夜、来るはずのない列車が不気味な何かを乗せて到着し……(表題作)。温泉地へ向かう一見普通の列車。だが、梢子は車内で会うはずのない懐かしい人々に再会する。その恐ろしい意味とは(「黒い車掌」)。鉄道が垣間見せる異界の姿。著者新境地の鉄道怪談!
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