〔電子〕近代建築そもそも講義(新潮新書)

藤森照信 / 大和ハウス工業総合技術研究所

2019年11月1日

新潮社

880円(税込)

人文・思想・社会 / ノンフィクション

日本の近代建築が直面した最初の難題は「脱ぐか否か」だった。一八五七年、米国総領事ハリスは江戸城登城を許される。土足のハリスを迎えたのは畳に敷かれた錦の布と、その上で草履を履いた将軍家定。以降、公的な場は「脱がない(土足)」が原則となるーー。「和」の建築は「洋」をどう受け入れてきたか。銀座煉瓦街計画、国産大理石競争、奇妙でアヤシイ洋館群、日本に溺れた英国人教授等、建築探偵・藤森教授が語る全68話。

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