
〔電子〕おたふく
山本一力
2013年6月7日
文藝春秋
922円(税込)
小説・エッセイ
冷え込んだ江戸の景気を救ったのは、一商人が始めた弁当屋ーー未曾有の不景気に見舞われた寛政の江戸。大店「特撰堂」の次男・裕治郎は実家を離れ、弁当屋を始める。客を思い、取引相手に真を尽くす裕治郎の商いは普請場の職人の評判をとり、火消しを走らせ、武家と町人を結び、やがて途方もなく大きく育ってゆく……。安くて美味いもので人は元気になる! 経済エンタテインメント小説。2008年10月〜2009年11月、「日本経済新聞」夕刊に連載。
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