
〔電子〕新選組 粛清の組織論
菊地明
2016年4月28日
文藝春秋
897円(税込)
人文・思想・社会 / ノンフィクション
殺した敵は26人、殺した「味方」は40人! 近藤勇、土方歳三、沖田総司らが、京都で剣を振るい、最期は武士らしく散っていったーーそうした新選組のストーリーは「勝者」による一面的なものにすぎない。 新選組約520人の隊士のうち、40人が内部粛清や・暗殺で命を落としたとされる。そのなかには創設者の芹沢鴨や、新見錦、副長の山南敬助、参謀の伊東甲子太郎、隊長・藤堂平助といった幹部クラスも含まれる。 主導権争い、路線対立、裏切り・・・粛清された“敗者”の視点から、組織が抱える暗部をえぐり出す、全く新しい新選組論!
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