〔電子〕<立ち読み版>別冊文藝春秋 電子版33号 (2020年9月号)

<立ち読み版>別冊文藝春秋

2020年8月20日

文藝春秋

0円(税込)

小説・エッセイ

◆巻頭対談◆ ・YOASOBI「音楽で紡ぐモノガタリ」 「小説を音楽にする」ユニットとして、言葉の可能性を切り拓く。異ジャンルを自由に飛び回るふたりが本音を語る ◆連載スタート◆ ・島本理生「星のように離れて雨のように散った」 行方不明の父、未完の『銀河鉄道の夜』、書きかけの小説。三つの未完の物語の中に「私」は何を探すのか。人生の岐路に立った女子大学院生を通して描く魂の彷徨の物語 [新連載エッセイ] 自分がこんな小説を書くなんて数週間前まで考えもしなかった。失踪した父についての物語はいきなり始まった ・長浦京「アキレウスの背中」 シューズ革命に意識改革ーーまさに進化の只中にあるマラソン界のトップランナーに届いた脅迫状。犯人の狙いは何処に? ノンストップ・スポーツ・ミステリー、始動! [新連載エッセイ] 警察嫌い、マラソン嫌いの私がなぜこの物語を書くのか。情報化社会が変える組織と人間、その葛藤に迫りたかった ◆ロングエッセイ◆ ・凪良ゆう「覗き込んでみた、わたしの世界」 緊急事態宣言発令のその日、二〇二〇年本屋大賞は発表された。思えば私の人生は、ままならないことに満ちていた ◆対談◆ ・住野よる×松本穂香「その『苦しみ』が未来をつくる」 学生時代の痛いエピソードから“プレイヤー”としての心構えまで。もがきながらも前に進む二人の青春対談 ・村山太一(シェフ)×小川哲(作家)「別冊文藝春秋LIVE TALK vol.1[ダイジェスト]」 コロナ禍すら追い風に、問題山積の飲食業界を変えようとしている男がいる! サイゼリヤでバイトする“異色の一つ星シェフ”の成長戦略にSF作家・小川哲が迫る ◆短篇◆ ・彩瀬まる「温まるロボット」 「東京にはもう、戻りたくない」妻の言葉にうろたえる僕 ・寺地はるな「口笛」 姪の送迎に駆り出されるうちに、初音はその音を聞いた ◆インタビュー◆ 作家の書き出し Vol.8 取材・構成 瀧井朝世 ・桜木紫乃「親の言うことを聞いてよかったことなんてないでしょう? 家族へのわだかまりを仕舞う、という思いで書きました」 著者に訊く ・武田綾乃 『どうぞ愛をお叫びください』 ◆連載小説◆ ・相場英雄「マンモスの抜け殻」 巨大団地で起きた殺人事件で、新たな不審人物が現れて ・伊東潤「夜叉の都」 頼家が人事不省に陥るなか、政子と義時は次の手を打つ ・澤村伊智「邪教の子」 友達を助けるための救出作戦。だが、思わぬ落とし穴が ・今村翔吾「海を破る者」 元日、当主としての大仕事を邪魔しようとする者が現れ ・真藤順丈 「ものがたりの賊(やから)」 ついに動き出した纐纈城主を翁の一党は止められるのか⁉ ・澤田瞳子 「星落ちて、なお」 父・暁斎とうり二つの絵。その描き手はあの人しかいない ・夢枕獏 「ダライ・ラマの密使」 武器を持つ追っ手に、幻術で挑むことにしたホームズたち ◆エッセイ◆ [Iの告白] くどうれいん「御毛」 ※こちらは「立ち読み版」です。続きは「製品版」を購入の上、お楽しみください。

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