〔電子〕「女のしあわせ」がなくなる日
ももせ いづみ
2012年5月29日
主婦の友社
859円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
結婚、子供、家庭(=しあわせの3K)の先は、家事、子育て、高齢者介護(苦しみの3K)!?”結婚幻想”と決別して、女性が本当のしあわせを手に入れるためにできること。女性にとっての「しあわせ」って? きちんとした男性にめぐり合って愛され、子どもに恵まれること? あるいは、社会的な活動をして認められ、さらに家庭も円満に過ごせること? どちらもそうかもしれません。でももしかしてそれは、社会や誰かがつくった「しあわせの形」に、いつのまにか「自分のしあわせ」をあてはめてしまっているのでは? 今だ「まずは、結婚。そして子供、家庭があればしあわせになる」(=しあわせの3K)という”結婚幻想”が多くの若い女性の中に根強く残っています。でも本当は、結婚後には、「家事、子育て、高齢者介護」(=苦しみの3K)も待っているのです。女性が、本当のしあわせを手に入れるためには、社会全体と、そして女性自身が、まずこの結婚幻想から決別しなければなりません。本書では、そんな既存の「しあわせの形」をリセットして、女としてではなく、一人の人間としてどうすれば「しあわせに生きられるのか」を、豊富なデータ資料やアンケート調査を基に、戦後の女性史を紐解きながら考察し、新しいしあわせの基準を考えていきます。
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