
〔電子〕廃墟の白墨(はくぼく)
廃墟の白墨(はくぼく)
遠田潤子
2022年3月15日
光文社
770円(税込)
小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス
和久井ミモザは、死の床にある父親に届いた薔薇の絵の写真と不可解な手紙に導かれ、大阪に赴く。指定された廃墟のようなビルにいたのは正体不明の三人の男。ここを「王国」と呼ぶ男たちは、父の過去を話し始める。かつて「王国」で起きた忌まわしい事件が語られるうち、ミモザ自身の真実もまた明らかになりーー。愛と罪、贖罪が重なり合う、哀切と衝撃の傑作長編。
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