
〔電子〕木枯し紋次郎(十三)〜人斬りに紋日は暮れた〜
木枯し紋次郎
笹沢左保
2013年11月6日
光文社
440円(税込)
小説・エッセイ
渡世人の一団に追われた紋次郎は、霧の中で突然弓矢の攻撃を受けた。勘だけを頼りに人影に斬りつけると、相手は意外にも猟師の親娘。娘はその傷のために嫁入り話が破談となった。償いをしようとあせる紋次郎は、五十両で「人斬り」を請け負うのだが、殺す人物はなんと……!? 人の世の哀しさ、わびしさ、そこにきらりと光る紋次郎の優しさ。詩情あふれる見事な時代小説。
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