〔電子〕マーケティング思考法

数江良一

2017年6月23日

東洋経済新報社

2,640円(税込)

ビジネス・経済・就職

「もし、あなたが○○○のマーケティング担当者になったら?」  こうした問いかけを本書では行なっている。家電メーカーの業界シェアトッ プの自動炊飯器、日産自動車のマーチ、独立系レコードレーベル、化粧品会社 のナチュラルコスメ事業立ち上げといったケースを扱いながら、「もし、あな たがそのマーケティング担当者になったら、どう考え、どう行動するか」を 解説している。  具体的な商品、企業名は出てくるものの、マーケティング担当者は架空の 人物であり、いずれも経験豊富なマーケッターではなく、もともとは研究開発者、 営業マン、IT部門マネジャーながら、マーケティング担当者になったという設定に なっている。これらの担当者になったつもり、自分ならどうするかを考えることで、 実践で活用できる知識と知恵が身につくようになっている。  もちろん、こうしたケースの前に、マーケティングの理論、概念、考え方、 事例を解説している。ただし、解説の仕方は他のマーケティング関連書とは大 きく違う。マーケティングの実践の中で役立てる、あるいは、その後に掲載さ れているケースに対して「どう分析するか?」「その結果、どのようなアクション を起こすか?」を検討するための解説である。教科書的な説明ではなく、筆者 自身の経験や優秀な経験豊富なマーケッターたちからの情報・知見をベースし、 実践に役立つ解説になっている。 【主な内容】 はじめに 序章 管理志向からマーケティング志向へ 第1章 環境分析 第2章 提供価値の概念化 第3章 顧客価値決定のメカニズムを探る 第4章 創り、伝え、届ける 第5章 4P再考──マーケティングの留意点 参考文献

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