〔電子〕日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る
浅枝敏行
2015年7月24日
東洋経済新報社
1,584円(税込)
ビジネス・経済・就職
人口増加率はアジアの2倍 年率5〜6%で経済成長するフロンティア アフリカ・ビジネスの 戦い方が見えてくる 1990年代に開発された防虫蚊帳「オリセットネット」。防虫剤が練り込まれたポリエチレン製の糸でつくられている。現在では、アフリカをはじめとする海外の途上国で、マラリア防除などのために年間にして数千万張り規模で使われている。発売当初は思うように売れず、在庫の山を築く。 しかし、転機はやってくる。9・11テロ、WHOから「全面推奨製品」認定の獲得、世界経済フォーラム「ダボス会議」での出来事。こうした機会を見逃さず、事業を拡大していく。さらに、公共入札市場から、小売りへの展開を始める。ケニアのスーパーマーケットに置かれ、市場シェアでトップを獲得するーー。 日本企業のアフリカ進出を成功へと導く「フロンティア市場の戦い方」を描く。 【主な内容】 第1部 オリセットの誕生と躍進 第1章 オリセット誕生前夜 第2章 動き始めたオリセット・ビジネス 第2部 小売への参入ーー消費者マーケティングへの挑戦 第3章 競争と変革への備え 第4章 新たな事業を「始める」 第5章 BOP市場へのマーケティング
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