〔電子〕「独り相撲」で転げ落ちた韓国

鈴置 高史

2016年6月21日

日経BP社

1,540円(税込)

人文・思想・社会

安倍晋三首相の米議会演説は断固阻止。日本の世界遺産登録は挙国反対。……韓国の執拗な「終わりなき反日」が続く。ひとたび韓国メディアの手にかかれば、「桑田佳祐」「村上春樹」は韓国支持?これまで無関心だった日本人もさすがに首をひねる異様ぶりが際立っている。事あるごとに日本叩きの共闘を迫られる米国も、もはや「韓国疲れ」は深刻。「対中包囲網」切り崩しを狙う中国も、日本の懐柔に動き、韓国は後回し…。「中国に従いながら、米国とも関係維持を」ーーそんな二股外交に自らが疲れた韓国は、「中立化」の先に「核武装論」を嘯く。「日本を孤立させる、天才的な朴槿恵外交」ーー褒めそやしてきた保守派もついに「無能」の烙印を押し、MERSの不手際も続く。国内外で「独り相撲」を繰り広げ、世界を疲れさせ、韓国は土俵を転げ落ちた。我々は改めて、世界の構図に目を向ける。もう、雑音に惑わされることなく、自らの進むべき道と進み方を考える時だ。日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発。必読のシリーズ最新第6弾。

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