〔電子〕失敗しないRPA

2019年6月24日

日経BP

1,848円(税込)

PC・システム開発

RPAは「導入すべし」の機運 失敗しないノウハウの蓄積を 日本人の働き方改革が急速に見直され、その流れの中に組み込まれたことで「RPA(Robotic Process Automation)」は脚光を浴びている。 数年前はRPAに対して「様子見」の機運であったが、今や「導入すべし」の機運に変わった。 RPAのパイロット導入を済ませ、全社展開する企業が増えている。 そうした企業の担当者は声をそろえて「業務時間を削減できた」と語る。 RPAが日本企業の業務時間削減に効果があるのは間違いないようだ。 ただ、「効果があった」という声を聞く一方で、「野良ロボット」といわれるような、管理者不在のロボットが問題になるケースもある。 「ロボットが動いていると思っていたら、実は想定外の状況で止まっていた」といった問題も噴出している。 本書では、多くの企業が経験している「RPAの5大落とし穴」を取り上げ、その回避策をまとめている。 さらに、全社展開を前提にした場合、「どの部門がRPAの推進部隊になるべきか」「どのRPAツールがいいのか」など、悩みは尽きない。 結論を言えば、どの企業にも適用できる正解はない。 各社の社風や業務内容、組織体制などに応じて選択すべきである。 本書では、現場主体で導入した事例や、IT部門主体で導入した事例を紹介している。 読んでいただければわかるが、どちらにも納得できるだけの理由がある。 RPAは人口減少社会の日本に欠かせないツールだが、過剰な期待を抱いてはいけない。 本書には成功企業のノウハウを満載している。 RPAの導入に欠かせない1冊だ。

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