〔電子〕デスマーチ 第2版

エドワード・ヨードン

2014年6月6日

日経BP社

2,420円(税込)

PC・システム開発

無理な納期や予算を前提にした過酷なシステム開発プロジェクトに対し、プロジェクト・マネジャや開発メンバーはどう対処すべきなのかー。経営陣との交渉術からツールの選択方法まで具体的な防衛策を示す。 デスマーチ・プロジェクトとは、開発期間、開発者数、予算などのいずれかが、本来必要な水準の半分以下しか割り当てられていないプロジェクトを指す。本書は、この問題を取り上げて1998年に話題を集めた初版に、大幅に加筆、改訂を加えたものだ。 筆者は、昨今のオフショア開発やアウトソーシングの進行に伴って競争が激化し、その結果IT部門の限界をはるかに超えたデスマーチ・プロジェクトが生まれていると警告する。 米国の統計では、ごく平均的なプロジェクトでも計画と比べ6唐〜2カ月遅延し、予算を50〜100%超過しているという。これらの数字をそのまま日本の状況と比較することはできないが、デスマーチ・プロジェクトが常態化している点に変わりはない。 現場でシステム開発に携わる人だけでなく、運用・保守要員やマネジメント層も、自らを守るために読むべき一冊と言える。

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