
〔電子〕ギター・マガジン 2019年8月号
2019年7月13日
リットーミュージック
815円(税込)
雑誌
*著作権の都合により、印刷版に掲載されている「ギャンブラーズ・ブルース」(B.B.キング)、「ファンキー・ロンドン」(アルバート・キング)、「セン・サ・シュン」(フレディ・キング)の楽譜は電子版に収録されておりません。あらかじめご了承ください。*この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。*電子版では紙の雑誌と内容の一部異なる場合があります。 特集:ブルース三大キング。 マジで全員、規格外。 B.B.、アルバート、フレディ。三大キングのこと、本当にちゃんと知ってる?サウンド、プレイ、センス、知名度、影響力、そしてサイズ、どれをとっても規格外。あまりに大きすぎる存在ゆえ、実はその全貌を知らない人も多いのでは? そんな人は、もちろんB.B.キング、アルバート・キング、フレディ・キングの3人だと知ってはいても、いざ“三大キング、本当に知っている?”と聞かれると、少しギクっとするのが本音だろう。それに、ひとりひとりで何十冊の本が作れるわけだから、こと3人をまとめて紹介する特集は、実は今までなかったように思う。キャラも違えばプレイ・スタイルも違う、ただ共通しているのは、“王”の名を持つことと、彼らのギター・プレイの前ではただひれ伏すのみ、ということだけ。多くの人にとって、ブルースを好きになる入口になり、ギターを志すきっかけを作り、今もなお目標としてあり続けるブルース・ギターの王たちについて、大いに語ろう。 ■三大キングのこと、本当に知ってる? 素朴なギモンがすぐわかる、スタイル早見表 ■PORTRAIT OF THE “KING” エレクトリック・ブルース界の三大キング、B.B.、アルバート、フレディ。彼らがステージの上で愛器を抱え、歌い、弦をベンドするビッグな姿をとくとお目にかけよう。 ■ブルース雨アラレ「僕とキングと、ブルースと。」編 日本におけるブルースの歴史の中で三大キングとはどんな存在だったのか。リアルタイムでその熱気を感じたブルース求道者の追想。 ■三大キングのルーツを追う ギタリストがそれぞれのスタイルを作っていく中で大きく影響してくるのが“ルーツ”だ。プロ/アマを問わず、誰もがまずは好きなギタリストの演奏や曲をコピーするところからスタートするもの。いわゆる“三大ギタリスト”として後続に多大な影響を与えるエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジでさえも、“三大キング”をルーツのひとつとして各自のスタイルを築いていったのである。ならば、キングたちにもそれぞれのルーツが存在するはず。ということで、本コーナーでは三大キングのスタイル形成に関わったギタリストの一部を紹介していきたい。 ■三大キング・バイオグラフィー ◎B.B.キング ここからは、三大キングの生涯を追っていく。キング中のキング、といえばこの人になるのだろうか。ダウンホーム・ブルースをアーバンへ、さらにはポップスへと昇華させたスーパー・スター、B.B.キングだ。編み出したブルース常套句は数知れず......2015年に89年の生涯を終えるまで、“キング”の椅子に座り続けた。その原点はどこにあるのか、解き明かしていこう。 ◎アルバート・キング 続いてはアルバート・キングだ。右利き用ギターをひっくり返して弾く豪快さ(弦もそのまま!)、音程差の大きい脳天直撃のチョーキング。幾多のレーベルを渡り歩き、ファンクやニューオーリンズのテイストを取り入れようとも、そのプレイ・スタイルは頑固一徹、変わることがなかった。ブルースの巨人、69年の人生に迫る。 ◎フレディ・キング 最後はこの人、フレディ・キング。太く歪んだサウンド、咆哮のチョーキング、ドライブ感満点のパワフルなプレイ......“テキサス・キャノンボール”の異名をとる由縁だ。そのロック寄りなプレイ・スタイルは後年のブルース・ロックにも大きく影響を与えた。惜しくも42歳で早逝してしまう、その一生とは。 ■三大キングのプレイ・スタイル徹底比較 B.B.キング、アルバート・キング、フレディ・キング。この3人のレジェンドたちが放つ濃厚なプレイ・キャラクターは、世界中のブルース・ファンの耳を魅了し、それぞれの長いキャリアの中で各人が積み上げてきた膨大な音源と(ロックへの大きな影響も含めた)多大な功績は、ブルース音楽の一般的な認知度を大きく押し上げる原動力ともなった。このあたりの経緯は、読者の皆さんもご承知のとおりだろう。 では、その“三大キング”それぞれのギター・スタイルの違いはどこにあるのだろう?......この点が真正面から論じられることは意外にも少なかった。そこで今回は、三者のギター・スタイルを徹底的に比較して、改めて“三大キング” の魅力に迫ってみることに。これを機に、改めて三大キングそれぞれの際立つ音楽性に触れ、そのキャラ立ちしたギター・スタイルの魅力をたっぷりと味わいたい。まずは、各キングそれぞれのプレイ・スタイルの概要をつかむ、基礎知識のコーナーからスタート! ■オリジナル・アルバムを全網羅! ここからは三大キングの膨大な作品群から、オリジナル・アルバムをすべて紹介していきたい。条件は“生前に発表されたスタジオ・アルバム”であること。まずはB.B.キングの44枚からスタート! ■INTERVIEW & GEAR ◎小原綾斗(Tempalay) ◎吾妻光良&牧裕 ◎ブラックバード・マックナイト ◎打田十紀夫 ◎山岸竜之介 ■INTERVIEW ◎カルロス・サンタナ ◎澤部渡(スカート) ◎Yuko(LAZYgunsBRISKY) ■TOPICS ◎哀しみの訃報から10年、ムック『アベフトシ』復刊 ◎盟友チバユウスケが語るアベフトシの魅力 ※再掲載 ◎連載『AROMA』完結記念、Tシャツ図鑑 毎号1人のギタリストを描く連載『AROMA』が先月号で終了。全12枚のイラストと、それに連動した12デザインのTシャツという一連のAROMAシリーズがここに完結した。今回は、シリーズ全12枚を一挙に紹介しよう。描き手であるペインティング・アーティストのNOVOLのアトリエにも潜入! ■PICKUP ◎ESPエンタテインメントの体験授業でエフェクター製作! ◎FENDER CUSTOM SHOP EXPERIENCE ◎Blackstarの矜持 ◎オヤイデ電気 NEO SOLDERLESS SERIES ◎Amrita Custom Guitars JM Modelが登場! ■THE AXIS' GEAR ◎ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ ◎テデスキ・トラックス・バンド ■PROFESSIONAL GUITAR FILE 真舘晴子(The Wisely Brothers)のギブソン レス・ポール・シグネチャー ■月刊 足下調査隊! 本田毅 ■連載 ◎トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ◎ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ◎Opening Act:all about paradise ◎9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ◎横山健の続・Sweet Little Blues ◎ギターを思い切り弾けるプライベート・スタジオ ■NEW PRODUCTS REVIEW ◎GIBSON CUSTOM/JOE PERRY “GOLD RUSH” LES PAUL AXCESS ◎FENDER/METEORA HH ◎GRETSCH/G2655 STREAMLINER CENTER BLOCK JR. WITH V ◎GODIN/MONTREAL PREMIERE A/E ◎SUPRO/DELAY ◎ANASOUNDS/ELEMENT LE BON
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