〔電子〕禁忌

フェルディナント・フォン・シーラッハ

2019年1月12日

東京創元社

794円(税込)

小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス

誘拐・殺人容疑で起訴された写真家 捜査官に強要され自供した彼は無実なのか? 本屋大賞翻訳小説部門受賞作家の世紀の問題作 ドイツ名家の御曹司ゼバスティアンは、文字のひとつひとつに色を感じる共感覚の持ち主だった。ベルリンにアトリエを構え写真家として大成功をおさめるが、ある日、若い女性の誘拐・殺人容疑で緊急逮捕されてしまう。取り調べの際、捜査官に強要されて殺害を自供したゼバスティアンを弁護するため、ベテラン刑事弁護士ビーグラーが法廷に立つことになった。緊迫感に満ち満ちた裁判の行方と、あらゆる者の想像を絶する驚愕の真相とは。『犯罪』で2012年本屋大賞翻訳小説部門第一位に輝いた著者が「罪とは何か」を真摯に問いかけた恐るべき問題作。

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