〔電子〕神保町の怪人

紀田順一郎

2023年10月19日

東京創元社

990円(税込)

小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス

「本集めの極意はね、殺意です。 単なる熱意だけでは到底駄目なんですよ」 神保町は聖地か、魔都か!? 怪物級の愛書家が跋扈する 本の街を舞台に贈る連作ミステリ 百貨店の催事で古書展覧会が行なわれるようになった昭和42年春。詩集のコレクターである大沢から、古書収集の極意は「殺意」と聞かされた喜多は、彼が本を借りてはそのまま私物化しているという噂を耳にする。その後大沢が居合わせた展覧会で、稀覯書が忽然と消え失せた……本を手に入れるためなら手段は選ばない収集家の闇を描く「展覧会の客」、古書オークション開催者に翻弄される喜多が最後に意外な真相に辿り着く「『憂鬱な愛人』事件」、古書店で起きた盗難事件と、図書館での司書強殺。「電網恢々事件」の三編を収録する。 【目次】 第一話 展覧会の客 第二話 『憂鬱な愛人』事件 第三話 電網恢々事件 あとがき 文庫版刊行にあたって 解説=北原尚彦

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