〔電子〕半七捕物帳

岡本 綺堂

2009年12月15日

青空文庫

0円(税込)

小説・エッセイ

文久3(1863)年か、翌元治元年(1864)の12月27日の朝、神田鎌倉河岸の道端に、若い男の死体が転がっていた。その腕の中には、まだ息のある三ヶ月くらいの嬰児。しかし、その赤子の口には牙にも似た二本の歯が生えていた。因果者の子供を扱う香具師(やし)の線か、それとも右手の鼓だこから想像される三河万歳の才蔵の線か。子分が聞きこんできた、赤子ならぬ猫の児をなくした香具師がいるという話に、半七が当の香具師富蔵に事情を聞くと、なぜか彼は知らぬ存ぜぬを通した。腑に落ちない半七の探索の前に、物語は意外な展開をたどる。(ぷんきゅのちち)ぷんきゅのちちさんによる、より詳細な解説はこちら。「半七捕物帳」[文字遣い種別]新字新仮名[底本]時代推理小説 半七捕物帳(二)[出版社]光文社時代小説文庫、光文社[初版発行日]1986(昭和61)年3月20日

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