〔電子〕半七捕物帳

岡本 綺堂

2009年12月15日

青空文庫

0円(税込)

小説・エッセイ

文久2(1862)年も秋深い9月。芝神明宮近くの裏店に住む老女おまきは無類の猫好き。魚屋を営む息子の七之助は、働き者で評判の孝行息子だが、おまきの方は十五、六匹の猫を飼い、近所の住人達に『猫婆』と呼ばれて嫌われている。迷惑した隣人達が家主と語らって猫を捨てに行くが、すぐに戻ってきて埒があかない。化け猫との評判まで立ち、結局俵に詰めて海に投げ込むという荒療治でカタがついたが、その七日後おまきが頓死した。脳天には打ち傷が一つ。病気か、殺しか、それとも猫の祟りか? 子分湯屋熊が聞き込んできたこの話に、半七は俄然興味を示す。(ぷんきゅのちち)ぷんきゅのちちさんによる、より詳細な解説はこちら。「半七捕物帳」[文字遣い種別]新字新仮名[底本]時代推理小説 半七捕物帳(一)[出版社]光文社時代小説文庫、光文社[初版発行日]1985(昭和60)年11月20日

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