〔電子〕半七捕物帳

岡本 綺堂

2009年12月15日

青空文庫

0円(税込)

小説・エッセイ

文久元(1861)年9月の雨のそぼ降る朝、半七は同心の岡崎から茅場町の女行者の探索を命じられた。年は十七か十八の美しい女で公家冷泉為清の娘と名乗り、祈祷を業として信者から多額の寄進を受けている。勤王派の跳梁の目立つ時節、浪士の運動費を調達しているのではという疑いがかかっていた。子分の聞き込みでは、葺屋町の紙屋の息子久次郎が女行者にたぶらかされて、わずか一月ばかりの間に二、三百両を運び込んだらしい。しかし確たる手がかりのないうちに、お会式(10月12日)の前日になって、久次郎が姿を消してしまった。意を決した半七は、信者を装って祈祷所を訪れる。(ぷんきゅのちち)ぷんきゅのちちさんによる、より詳細な解説はこちら。「半七捕物帳」[文字遣い種別]新字新仮名[底本]時代推理小説 半七捕物帳(二)[出版社]光文社時代小説文庫、光文社[初版発行日]1986(昭和61)年3月20日

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