〔電子〕安吾巷談

坂口 安吾

2009年12月15日

青空文庫

0円(税込)

小説・エッセイ

戦後間もない時期の世相を活写した、ルポルタージュ。1950(昭和25)年1月号から12月号にかけて、「文藝春秋」に連載された。前年2月から4月にかけて、作者は、睡眠薬(アドルム)中毒の治療のため、東大病院精神科に入院したが、この作品も、織田作之助や田中英光が深くはまり込んだ、戦後の薬物濫用事情から始まる。コミンフォルム批判。競輪。焼け跡のマーケット。熱海大火。ストリップ…。連載中の、6月25日、朝鮮戦争が始まった。翌1951(昭和26)年、「安吾巷談」は文藝春秋読者賞を受賞。(雷太) 「01 麻薬・自殺・宗教」 「02 天光光女史の場合」 「03 野坂中尉と中西伍長」 「04 今日われ競輪す」 「05 湯の町エレジー」 「06 東京ジャングル探検」 「07 熱海復興」 「08 ストリップ罵倒」 「09 田園ハレム」 「10 世界新記録病」 「11 教祖展覧会」 「12 巷談師退場」[文字遣い種別]新字新仮名[底本]坂口安吾全集 08[出版社]筑摩書房[初版発行日]1998(平成10)年9月20日

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください