〔電子〕逢はなくもあやし

逢はなくもあやし

坂東眞砂子

2014年8月1日

集英社

440円(税込)

小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス

旅に出たまま戻らない恋人を探すため、OL・香乃は彼の故郷である奈良・橿原を訪ねる。しかし彼の母親から彼は既に亡くなったと告げられる。「すぐ戻るから待ってろよ」と言ったのに、なぜ…。時が止まったような町で答えを探す香乃は、考古学者から亡き夫の復活を待ち続けた女帝・持統天皇の逸話を聞かされる。「待つ」ことの意味とはーー。時を超え、男女の想いが交錯する。カンヌ映画祭出品『朱花の月』原案小説。

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