〔電子〕セクハラの罠とロマンスのささやき

セクハラの罠とロマンスのささやき

星野加奈

2014年6月20日

ニューメディアプレス

315円(税込)

小説・エッセイ

詩織は両腕をネクタイできつく縛られていた。動くほどに結び目がギリギリと締まる。声を絞り出しても、エレベーターの中なので、声が届かないみたいだ。しかも遅い時間で会社にはもう誰もいない。 「心配しなくてもいい。気持ちよくしてやるだけだから……、大人しくしてろって!」 「やめてっ! これは犯罪……、んんっ!」  唇を塞がれると、常務の臭い息とタバコの匂いにむせかえった…。  普段会社で目立たない広瀬詩織が突然秘書室に配属された。そこで、常務からとんでもないセクハラにあう。それは詩織が常務と隼人の恋人がラブホテルから出てくるのを偶然に目撃してしまったから…!? それとも、詩織の片思いのせい!?  詩織の上司の江月隼人は社長の一人息子。リーマンショックのときの会社の危機を救った人物だ。父親の秘書という仕事だけではなく、会社全体の実務をこなすようになっていた。  仕事が出来て、センスも良くて、かなりのイケ面。女子社員の憧れの的だ。当然、隼人には恋人がいた。とてもきれいな人で、センスが良く、自信をもって仕事をこなしていた。隼人とお似合いの人だ。同じ秘書課の簗瀬美加がその人。詩織の仕事は美加のアシスタント…。そこにとても危険な罠が潜んでいるのを…詩織はまだ気付かない!?

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