〔電子〕ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて

ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて

麻井宇介

2013年11月8日

中央公論新社

880円(税込)

人文・思想・社会

良質なワインは何に由来するのだろうか。かつては、ボルドーやブルゴーニュだけが永遠に偉大な産地だとする銘醸地信仰があった。第二次大戦後、醸造技術の進歩と品種の世界的拡散によって風土の壁は乗り越えられ、新興産地が続出した。知識と技術を手にしたつくり手たちは、本当につくりたいものが何かを明確化してワインづくりに邁進している。日本のワイン水準を飛躍的に高めた醸造家が、酒づくりの到達点を示す。

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